応募作品-2026年-
チームの特徴
鳥栖商業高等学校2年4組。学校の取り組みで参加しています。 鳥栖商業情報処理部からの参加です 仲良しの友達でチームを作って挑戦します
チームメンバー
4名
あなたが考えた「β世代の未来のまち」は、どんなまちですか?
私たちが考えたのは、人口が減り、働き手が少なくなっても、年齢に関係なく誰もが安心して暮らせるまちです。高齢者が増えると、買い物などが負担になる一方、物流を支える働き手の不足も予想されます。また、鳥栖市は九州の流通の要衝ですが、たびたび渋滞も発生しています。そこで、「人が荷物を運ぶ社会」から「まちが荷物を運ぶ社会」への転換を考え、地下に物流専用インフラを整備しました。この仕組みを「Logistics Grid」と名付けました。「Logistics」は物流、「Grid」はパソコン編集で表示するグリッド線に今回の流通経路が似ているところから思いつきました。地下の拠点に荷物が届くとスマートフォンに通知が届き、自分の都合のよい時にレバーを引けば、しばらくして荷物が届く世界を想定しています。地上の交通量を減らすことで、渋滞の緩和や交通事故を減らせる可能性もあると考えました。
作品をつくるにあたって、どんなことをどのように調べ、どんな発見がありましたか?
私たちは情報処理部で、普段から「物流×情報処理」をテーマに、自動倉庫や荷物の搬送について研究しています。今回まず「β世代」について調べ、人口や年齢のバランスが変化する未来に、誰もが暮らしやすいまちとは何かを考えました。次に、これまでの研究やインターネットの情報に加え、企業の自動倉庫を実際に見学した部員から話を聞き、その仕組みへの理解を深めました。その中で発見したのは、優れた自動倉庫の仕組みは、倉庫の中だけでなく、まち全体にも拡張できる可能性があるということです。そこから、荷物を自動で運び、目的地ごとに振り分ける仕組みをまち全体に広げれば、物流そのものを水道や電気のようなインフラにできるのではないかと考えました。この発想が「Logistics Grid」につながりました。
作品の中で、注目してほしいところはどこですか?それはなぜですか?いくつでも教えてください。
一番注目してほしいのは、地下を拠点とする「Logistics Grid」の物流システムです。地上はあえて住宅や店舗などが並ぶ普通のまちにし、その地下に物流専用のルートを張り巡らせました。中でも見てほしいのが、荷物を目的地へ届ける自動分岐です。羊毛を送り先を示す「タグ」として利用し、その色によってトロッコの進む方向が切り替わります。(-31,-9,-46) また、各建物のレバーを引くと、対応したタグがトロッコに入り、自動で出発します。(-46,1,-35) 地下の走行ルートはクォーツブロックと空色のガラスで囲み、未来の物流インフラをイメージしました。(-100,-7,-14) 地上は普通のまちとしましたが、その中でこだわってつくったのが、鳥栖市の象徴ともいえる駅前不動産スタジアムです。鳥栖市周辺の方であれば、一目でわかっていただけると思います。(-52,3,93)
作品を完成させるために、どんな工夫や挑戦をしましたか?
一番苦労したのは、限られた地下空間で複数の配送先へ荷物を届けることです。建物ごとに専用の通路をつくると、配送先が増えるほど多くのスペースが必要になります。そこで、できるだけ共通のルートを使い、途中から目的地ごとに自動で分岐する仕組みに挑戦しました。しかし、トロッコ自身には行き先が分からないため、そのままでは目的の建物へ届けられません。そこで、実際の物流で商品などの識別にタグが使われていることを参考に、色の違う羊毛を「送り先タグ」として使う方法を考えました。建物のレバーを操作すると対応する羊毛がトロッコに入り、分岐地点でその色を判別して進む方向を変えます。これにより、通路をできるだけ共有しながら、複数の配送先へ荷物を届けられるよう工夫しました。
作品の中に取り入れた「しくみ」はなんですか? それは、何のためですか?
私たちは情報処理部で、普段はプログラミングについても学んでいます。しかし今回は、せっかくマインクラフトで未来のまちをつくるので、プログラミングに頼らず、マインクラフトならではのレッドストーン回路で物流の仕組みを実現することにこだわりました。特に難しかったのは、分岐点でトロッコが曲がる一瞬だけレールを切り替え、通過後に元へ戻す仕組みです。最初はレールが切り替わったままになり、次のトロッコが違う方向へ進んでしまいました。そこで、レッドストーンやホッパー、リピーターを組み合わせ、信号を送るタイミングを何度も調整しました。試行錯誤の結果、特別なMODなどを使わず、通常のマインクラフトだけで自動分岐を実現することができました。
