works 応募作品-2026年-

作品No. 8827
作品名
しょうしこうれいのせかいをいきるおもいでとつながりをうつすまちみらいのかいごもーる
少子高齢の世界を生きる~思い出とつながりを うつす まち~みらいの介護モール
チーム名
いとふるかぶ
絲 古株
メイン画像
チームの特徴

大分県宇佐市にあるプログラミング教室絲の古参チームです! 3回目の挑戦です!!

チームメンバー

7

あなたが考えた「β世代の未来のまち」は、どんなまちですか?

あなたが考えた「β世代の未来のまち」は、どんなまちですか?

私たちが考えた「β世代の未来のまち」は、介護を必要とする高齢者が安心して暮らせるだけでなく、β世代の子どもや現役世代だけに負担が集中しないまちです。日本では少子高齢化が進み、高齢者を支える人材が足りなくなっています。実際に、訪問看護のサービスでは1日に100kmも移動して高齢者のケアをしていると聞きました。これからケアをする人がさらに少なくなっていく中で、こんなに移動しながら支え続けることができるのかと、大きな課題を感じました。また、施設に入ることで住み慣れた景色や人とのつながりを失ってしまう不安もあります。そこで私たちは、高齢者が一つの大きなモールに集まって暮らす「みらいの介護モール」を考えました。生活・医療・買い物・交流の場を集約することで、少ない人数でも移動の負担を減らして効率よく支え合えるようにし、さらに、思い出の場所や地域の人とのつながりも守れるまちを目指しました。

作品をつくるにあたって、どんなことをどのように調べ、どんな発見がありましたか?

作品をつくるにあたって、どんなことをどのように調べ、どんな発見がありましたか?

まず、書籍やインターネットで「日本の人口ピラミッド」や「高齢化率」を調べ、日本が高齢者は多く子どもが少ない“つぼ型”の人口構成に近づいていることを確認しました。しかし数字だけでは実態がつかめないと考え、介護施設で働く方にインタビューを行いました。印象に残ったのは、「身体が元気な高齢者でも、施設に入ると“役割”を失い、かえって元気をなくすことがある」「住み慣れた家や町を離れることが何よりつらい」という声です。
この聞き取りから、新たな問いが生まれました。
●介護は“助けてもらうだけ”のものなのだろうか?
●高齢者が“できること”を続けられる仕組みは作れないか?
●思い出の景色や人とのつながりを残す方法はないか?
この気づきが「思い出のプロジェクションルーム」の出発点になりました。、調査を通じて“思い出とつながりを守るまち”へと発想が変わったことが、私たちにとって最大の発見でした。

作品の中で、注目してほしいところはどこですか?それはなぜですか?いくつでも教えてください。

作品の中で、注目してほしいところはどこですか?それはなぜですか?いくつでも教えてください。

1 部屋まるごとが故郷になる「思い出のプロジェクションルーム」 
介護モール内の一室です。何もない壁一面に映像を投影すると、住み慣れた地元の部屋が映し出され、自分の家に帰ってきたような空間になります。地元側にもカメラを置いてつなげば、家族や近所の人と顔を見ながら会話できます。「住み慣れた町を離れるのがつらい」という声から生まれた工夫です。
2 通路がそのまま商店街になる「買い物エリア」
同じ仕組みで広い通路の壁に投影すると、青空の下に地元の商店街が広がり、いつもの道を散歩している気分になります。お店側ともつなげば、なじみの店の人と話しながら買い物ができます。安全な屋内で“いつもの日常”を続けられることがねらいです。
3 他にも病院やリハビリ施設、商店街エリアには学校の校庭があり、孫と一緒に遊べます。

作品を完成させるために、どんな工夫や挑戦をしましたか?

作品を完成させるために、どんな工夫や挑戦をしましたか?

一番の工夫は、「プロジェクションマッピングで地元の景色を映している」という表現を、マインクラフトの中でどう再現するかという点です。マイクラには映像を投影する仕組みがなく、ブロックで壁に絵を描いてみても平面的で、「そこに地元が広がっている」という感覚は出せませんでした。たどり着いたのが、「映せないなら、映した先の世界そのものを作ってしまえばよい」という発想です。そこでモールから遠く離れた場所に、地元の家や町並み、商店街を実際に建築し、モール内の部屋や通路に入るとコマンドでその空間へテレポートする仕組みにしました。体験する人はモールの中にいながら、目の前いっぱいに地元の景色が広がるように感じられます。マイクラの制約を逆手にとって、「モールの中に地元や商店街を映し出している」ことを表現できたのが、私たちの最大の工夫です。住み慣れた居場所を「映す」ことで「移す」ことができました。

作品の中に取り入れた「しくみ」はなんですか? それは、何のためですか?

作品の中に取り入れた「しくみ」はなんですか? それは、何のためですか?

① レッドストーン回路 + ストラクチャーブロック + コマンドブロック
地元から家族が会いに来てくれる場面を表現するために活用しました。いつか大分県にもできる新幹線が早くできてほしいという願いを込めて、電車と新幹線をそれぞれ実際に走るように作り、家族が遠くからまちへやって来る様子を再現しています。
② テレポートで演出
「思い出のプロジェクションルーム」と「商店街エリア」で使用しました。マインクラフトでは平面映像や奥行きの表現が難しいため、別の場所に立体的な地元の空間を作り、感圧板を踏むとコマンドブロックが働いてその空間へテレポートする仕組みにしました。これにより、部屋や通りの空間まるごとがプロジェクションマッピングで包まれているように感じてもらう演出を実現しています。感圧板とテレポートという簡単なコマンドだけで、これほど壮大な演出ができたことに、私たちはとても満足しています。