works 応募作品-2026年-

作品No. 8527
作品名
とーきょーにせんよんじゅう
Tokyo 2040
チーム名
チームドルトン
Team Dalton
メイン画像
チームの特徴

いつまでも「まち」について考え続けているチーム。 仲間と違う意見を持っていても気軽に話し合えるチーム。

チームメンバー

7

あなたが考えた「β世代の未来のまち」は、どんなまちですか?

あなたが考えた「β世代の未来のまち」は、どんなまちですか?

人口減少下の2040年の東京が舞台。この社会では、他自治体と競い合うゼロサムな成長政策を追うのではなく、住民と行政の合意形成によって今と未来の豊かな暮らしを創るまちづくりへと展開している。「何を残し、何を変え、何を手放すか」も、住民と行政が一緒に決めていく。地域に住み込み、行政・住民の双方と話し合う「まちづくりアーキテクト」が最適な合意形成へと導く。この人々は、人口減少をまちをβ世代が輝けるための環境に再設計する機会として捉えている。
東京の市長・区長たちは、圏域全体としてそれぞれのどんな強み・機能を活かせるのかを協議する。取り上げた高尾山は、少ない住民で多数の観光客を受け入れるためのイノベーションの場として、調布は、アーキテクトのHQとして、新宿は、外国人を含む多様な住民が家族とともに住み続けられる都市へ。それら方向性をもとに各自治体がまちづくりの方針を決めるという仕組みを構築した。

作品をつくるにあたって、どんなことをどのように調べ、どんな発見がありましたか?

作品をつくるにあたって、どんなことをどのように調べ、どんな発見がありましたか?

実際のまちづくりの事例を調査した。調布市へのヒアリングでは、現代のまちづくりで特に難しい課題が、全ステークホルダーが納得してくれる「合意形成」を市が導くことだと学んだ。人口減少への対応、イベントの企画、新たな政策の実行など、まちを変えるあらゆる取り組みに、住民を起点としたボトムアップの合意形成が必要だと気づいた。また、柏の葉スマートシティを訪問した際にはUDCKという、周辺のコミュニティを取り巻く存在があるとの学びから、それを応用して「まちづくりアーキテクト」を作品に組み込んだ。さらに、メンバーが「人口減少時代の都市」「風の谷という希望」「The Image of a City」「A City is Not a Computer」などの書籍を読み、これからのまちづくりに必要な視点を深めた。

作品の中で、注目してほしいところはどこですか?それはなぜですか?いくつでも教えてください。

作品の中で、注目してほしいところはどこですか?それはなぜですか?いくつでも教えてください。

注目してほしいのは、「まちづくりアーキテクト」を中心とした新しい合意形成の仕組みだ。アーキテクトはスタートアップとして各地域に配置され、行政と住民双方の意見を聞きながら信頼関係を築き、合意形成を支える。さらに、従来の説明会・懇談会などでは意見を届けにくい住民の声も反映するため、同社が開発したそれらステークホルダーのAIツインを活用して話し合いの際には一つの意見として取り入れる。財政面では、公共サービスを維持する必要性の低い空き地などについて、住民との合意を得ながら自然へ戻す「コンパクト化」も実現する。
もう一つは、行政・民間・住民がそれぞれの強みを活かして役割を分担したまちづくりである。例えば、調布では新規の大型ショッピングモールを「社会インフラ」として位置づけ、周辺住民の生活を支える責任を民間に渡したていたり、京王多摩川駅周辺の「京王ハモス」でも、住宅地の生活基盤を京王が支えている。

作品を完成させるために、どんな工夫や挑戦をしましたか?

作品を完成させるために、どんな工夫や挑戦をしましたか?

制作当初、リーダーが作品全体のコンセプトを考えることに集中し、それを具体的な作業へ落とし込むことが十分にできていなかった。その結果、メンバーが次に何を作ればよいのか分からない状態が生まれた。そこで、街の具体的な設計図をメンバー全員で話し合って決定し、AIを活用して制作スケジュールを作成した。さらに、進捗に応じてスケジュールを更新できる仕組みを整え、全員が明確な目標を共有しながら制作を進められるようにした。

作品の中に取り入れた「しくみ」はなんですか? それは、何のためですか?

作品の中に取り入れた「しくみ」はなんですか? それは、何のためですか?

作品の制作過程では、大規模な地形の変形や整理を効率化するため、MakeCodeの「Super Digger」を活用した。手作業では膨大な時間がかかる地形整備を自動化し、高尾山周辺など広範囲の造成を効率よく進め、都市全体の設計に注力できるようにした。
また、一部の建物をストラクチャーブロックで保存し、別の場所へ複製できるようにした。建物を一から作り直す工程を省き、制作の効率化につなげた。
さらに、高尾山では、レッドストーンを用いてチケット購入から入場、ゴンドラへの乗車、山頂への到着までを再現し、ゴンドラだけでなくチケットシステムも実際に機能させた。これにより、高尾山を訪れる人の行動そのものを作品の中で体験できるようにした。