works 応募作品-2026年-

作品No. 8480
作品名
きょうぞんするみらいのしま
共存する未来の島
チーム名
ましきちゅうがっこうまいんくらふとちーむ
真志喜中学校 マインクラフトチーム
メイン画像
チームの特徴

同じ真志喜中学校に通う仲間でチームを組んでの参加になります。中学一年生二人組ですが頑張っての挑戦です。

チームメンバー

2

あなたが考えた「β世代の未来のまち」は、どんなまちですか?

あなたが考えた「β世代の未来のまち」は、どんなまちですか?

『最後の一人が卒業したあと、島は終わるのか』——テーマを聞いて浮かんだ問いです。沖縄で人口の変化を調べる中、子どもが少なく高齢者が多い鳩間島に出会いました。『子乞い』『光の島』『瑠璃の島』『Dr.コトー診療所』などから、医者がいないことや、子どもがいなくなれば学校がなくなり、人が住み続けることも難しくなる現実を知りました。それでも島の人々は、みんなが顔見知りで、子どもも高齢者も支え合い、幸せそうに輝いて見えました。そこで私たちは、未来だからと島の姿を大きく変えず、つながりや美しい海を残しながら、遠隔授業やAI、空き家でのリモートワークなどで暮らしを支える未来を考えました。見た目はほとんど変わらないのに、子どもも高齢者も、島の人も外から来た人も、それぞれの立場で支え合いながら暮らせるまち。それが私たちの考える「みんなが輝く未来」であり、『共存する未来の島』と名付けました。

作品をつくるにあたって、どんなことをどのように調べ、どんな発見がありましたか?

作品をつくるにあたって、どんなことをどのように調べ、どんな発見がありましたか?

まず沖縄の人口変化をインターネットで調べ、鳩間島を知りました。実際に鳩間島までは行けませんでしたが、同じように学校がなくなった離島として「浜比嘉島」を訪れました。比嘉小学校と浜中学校はすでに廃校になっており、静かな集落の空気を肌で感じました。島のおじい・おばあに話しかけると、昔の賑わいや今の暮らしぶりを気さくに話してくれ、本やインターネットだけでは分からない実感を得られました。また、OTEC(海洋温度差発電)についても調べ、沖縄の海は年間を通して温度差が大きく、天候に左右されず安定して発電できることを知りました。鳩間島が2018年から始めた「島留学」の仕組みも知り、「誰か一人の頑張り」ではなく「みんなで支える仕組み」に変わった瞬間があったことが、大きな発見でした。

作品の中で、注目してほしいところはどこですか?それはなぜですか?いくつでも教えてください。

作品の中で、注目してほしいところはどこですか?それはなぜですか?いくつでも教えてください。

注目してほしいのは、まず「学校」です。子どもがたった1人だった頃の教室と、島留学で子どもが増えた今の校舎を、できるだけ実際の鳩間小学校の形に近づけて再現しました。次に「β世代のまち案内館」です。鳩間島が2018年に「つばさ寮」を作り、個人の里親制度から島全体の仕組みへ子育てを変えた史実を、6つの部屋で体験できるようにしました。そして「空き家再生エリア」にも注目してほしいです。建物の見た目は昔ながらの赤瓦のまま変えず、中身の使い方だけを更新しています。これは、未来だからといって景色をガラッと変える必要はないという、私たちの考えをそのまま表しています。調べていく中で、鳩間島の人たちは「個人の頑張り」を「みんなで支える仕組み」に変えることで島を続けてきたと知りました。だからこの町も、人と人との仕組みを大切に作りました。

作品を完成させるために、どんな工夫や挑戦をしましたか?

作品を完成させるために、どんな工夫や挑戦をしましたか?

大変だったのは、2050年の未来をどう見せるかでした。最初は建物をすべて近未来的なデザインに変えようと考えましたが、実際の島の写真を見比べると、数十年程度では景色はそれほど大きく変わらないと気づきました。そこで、外観はできるだけ昔のまま残し、中身の使い方だけを更新する方法に切り替えました。この考え方に行き着くまでには、先生に相談し、資料と照らし合わせながら何度も話し合いました。また、締め切りまでの時間が限られる中、似た形の住宅を何棟も手作業で建てるのは大変だったため、MakeCodeでプログラムを組み、同じ建物を自動で複数建てる工夫をしました。おかげで、細かい内装づくりに時間を使えるようになりました。

作品の中に取り入れた「しくみ」はなんですか? それは、何のためですか?

作品の中に取り入れた「しくみ」はなんですか? それは、何のためですか?

私たちは、島の自然や景色を守りつつ、島の歴史と2050年の暮らしを体験してもらうため、3つの技術を実装しました。まず、外部のAIツールに地図データを読み込ませ、島の起伏を再現した地形をワールドに取り込みました。当初は久米島の地形で作っていましたが、探究が進むにつれて鳩間島モチーフに変更し、地形データも鳩間島に近づけて調整しました。次に、赤瓦の家々の集落を効率よく建てるため、MakeCodeで自動建築のプログラムを組んで量産しました。作業時間を削減し、内装やストーリー空間づくりに時間を使えるようにしました。さらに、学校や空き家再生エリア、案内館に対話可能なNPCを配置し、訪れた人が話しかけながら過疎化の歴史や島留学の仕組みを主体的に学べるようにしました。