応募作品-2026年-
チームの特徴
台湾で育った兄妹で、Minecraftを通して一緒にものづくりを楽しんでいます。日本語はまだ勉強中ですが、Minecraftが大好きな気持ちは誰にも負けません!今回は、台湾で暮らす私たちだからこそ見える「未来のまち」をテーマに、兄妹でアイデアを出し合いながら挑戦します。3回目となる今回も、東京での決勝を目指して頑張ります!応援よろしくお願いします!
チームメンバー
2名
あなたが考えた「β世代の未来のまち」は、どんなまちですか?
私たちが考えた「β世代の未来のまち」は、人と人の繋がりを取り戻し、温かいコミュニティが育つ場所です。
少子高齢化や孤立化が進む現状に対し、台湾の伝統建築「三合院」の知恵を着想源としました。中央の庭を囲む構造を生かし、片方を「保育園」、もう片方を「高齢者施設」にした老幼共融の空間を設計しました。
台湾には「家に一人の高齢者がいるのは、宝があるのと同じ」という言葉があります。お年寄りは子どもに豊かな知恵や経験を教え、子どもはお年寄りに笑顔と元気を届けます。互いに支え合い、孤立を防ぐ温かい未来を築きたいという思いから、この伝統の知恵と未来のまちづくりを融合させました。
作品をつくるにあたって、どんなことをどのように調べ、どんな発見がありましたか?
現在の住まいがある台湾・新竹エリアに今も残る伝統建築「三合院」や「客家円楼」を実際に訪問・調査しました。
現地を見学する中で、これらの建物には広場や中庭といった共有スペースが多く配置されていることに気づきました。さらに、向かい合わせに設置された扉の配置構造により、住民同士が自然と顔を合わせ、言葉を交わす機会が意図的に生み出されているという大きな発見がありました。
この実地調査を経て、「現代の都市設計でも、建築の工夫次第で希薄化した人間関係やコミュニティの温かさを取り戻せるのではないか」という新たな視点と問いが生まれました。伝統空間の知恵が未来のまちづくりに繋がる手応えを得た経験です。
作品の中で、注目してほしいところはどこですか?それはなぜですか?いくつでも教えてください。
特に注目してほしいのは、「客家円楼」をモデルにデザインした「未来のマンション」です。
建物の外周部に住戸を配置し、円楼の中心にあたる巨大な共有スペースには図書館や水族館といった、人々が集う交流拠点を創出しました。住民同士が日常生活の中で自然と出会い、触れ合える構造になっています。
このまちをつくった理由は、現地調査で円楼の「中心を囲む空間構造」が人々の対話や絆を生み出していると実感したからです。現代のマンションはプライバシーが保たれる反面、孤立しやすい課題があります。伝統建築の知恵を未来の住まいに融合させることで、誰もが温かい繋がりを感じて暮らせるまちを目指しました。
作品を完成させるために、どんな工夫や挑戦をしましたか?
一番大変だったことは、5歳年下の妹と一緒に作業することでした。歳の差があるため、最初は僕の指示を聞いてくれず、コミュニケーションをとるのがとても難しかったです。
この問題を乗り越えるために、僕たちは「しっかりと役割分担を決めること」にしました。建物の外見やプログラミング、街全体の配置といった大きな設計は僕が担当し、建物の中のインテリアや部屋のデザインはすべて妹に任せました。
役割を分けたことで、妹も自分の作業に夢中になって取り組んでくれるようになり、喧嘩をせずに協力できるようになりました。コミュニケーションの難しさを工夫で乗り越えた、一番の思い出です。
作品の中に取り入れた「しくみ」はなんですか? それは、何のためですか?
伝統建築「客家円楼」の独特な円形構造を正確かつ効率的に建築するため、MakeCodeのPythonプログラミングを活用しました。鉄のシャベルを使用した際に、クォーツブロックで半径15ブロックの円を自動生成するコードを作成・実行しました。手作業では難しい美しい円形の土台を正確に描くことで、建築の精度とスピードを大幅に向上させています。
さらに、完成した円楼を街全体へ効率よく複製・配置するため、ストラクチャーブロックを活用しました。これにより、同じデザインの円楼を複数配置したまとまりのあるコミュニティをスムーズに形成できました。
プログラミングによる正確な図形生成と、ストラクチャーブロックによる建築の自動複製を組み合わせることで、温かい交流が生まれる未来のまちづくりを効率的に表現しました。
