応募作品-2023年-
チームの特徴
明石市立野々池中学校の科学部です。 頼りない先輩と口が達者な後輩のチームです。
チームメンバー
6名
作品の中で注目して
みてほしいところ
私たちの考えたβ世代の街のテーマは「年齢や文化による価値観の違いを超えて誰もが関わり合いながら暮らせる」です。このテーマを設定した理由は3つあります。1つ目は、近年世代間の交流が減少しており、伝統などの継承が難しくなっているからです。2つ目は異文化に対して固定観念が強く、共存が難しくなってしまう場合があるからです。3つ目はAIの進歩により、個人の表現が容易になったり、生活の利便化が進んでいます。しかし、人と人とが出会う機会が相対的に減少し、社会の交流が減少していると考えたからです。私たちはこれらの問題に対して、作品で次のように反映させました。世代間の交流については、老人ホームと居住空間を併設するなどして、対策しました。異文化については、ミュージアム作成したり、多言語サポート機能を作るなどして対策しました。人と人との交流では、商店街や公民館などを作成しました。
「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか
私たちは最初に、β世代とはどのような世代で、今と何が違うのか、またどのような考え方を持っているのかについて調べました。その結果、AIが当たり前に存在すること、グローバル化がさらに進んでいること、高齢者が増加していることを知りました。調査から、二つの疑問が生まれました。一つ目は、多様性の表現です。二つ目は、街の活性化です。β世代の街に、多様性や交流の活性化を具体的にどのように表現するか分かりませんでした。そこで、私たちは市主催のタウンミーティングに参加しました。それにより、多様性の表現では、異言語の人も等しく表現できる場所や他の文化を知られる場所が必要だと知りました。このことから、私たちは言語ごとの職業訓練施設や多様性ミュージアムを作成しました。また、街の活性化では人と人との交流の場が必要だと感じました。このことから、大型交流施設や商店街などの人と人が関わり、楽しめるように施設を作りました。
どのようなことを調べたか
注目してほしい建物は、多世代共生型ワークプレイスです。制作をする前に、住む場所と働く場所が近ければ、世代間の交流を増やしながら通勤の負担も減らせるのではないかと考えました。この建物を作ることにより、減少傾向にある世代間の交流の増加につながります。また、通勤時間を減少することで、心身の疲労の軽減、自分の時間の増加を図りました。一方、多世代が同じ場所で暮らすことで、価値観の違いが起きたり、職場と住居を統合することで仕事と生活の区別がつかなくなり、日々のストレスが増える可能性があると考えました。そこで、施設内に自然と触れ合い、気分転換できる場所を設置しました。また、施設内から街のさまざまな場所を制御したり、ロボットを動かしたりできる制御室を作り、街全体を容易に管理できるようにしました。さらに、夏の気温上昇への対策として、熱を反射しやすい屋根を採用し、建物に入る熱を抑える工夫も取り入れました。
プログラミングなどを、
どのように使ったか
制作を円滑に進めるため、最初にワールドマップを手書きで作成しました。その後見やすくするために、ワールドの
計画マップをAIを用いて改良しました。これにより、全体のイメージが湧きやすくなりました。ワールド制作を進めて行くに当たって1つの問題が生まれました。それは、チーム内での経験量の差が露骨に出て、エリアごとの進捗度の差が開いてしまうことでした。その問題を解決するため、作業がすでに終わっている人が遅れている人の作業を手伝うなどして、経験や進み具合に応じてそれぞれの作業量を設定しました。これにより、期間内に全ての建物を余裕を持って完成させることができました。また、ワールドの方針を大きく転換するなどのチームの根幹を変更することがあれば、多数決をとって進めました。他にも、分からないことがあったとき、互いに相談して、テンポよく進めていくことができました。
どのような計画をたてて
制作をすすめたか
ワールドの建造物には円形を用いたものが多く、手作業での作成が困難だったため、エージェントを用いて作成しました。また、連続した形を作る際には変数を活用し、同じ処理を繰り返すことで、平面的な形状を立体的にする作業などを素早く行いました。さらに、制作中に「作ってみたもののイメージと違う」と感じ、取り壊しや色の変更を行う場面が多かったため、エージェントで大まかな形を作成した後、手作業で細部を調整する方法を取り入れました。これにより、修正を繰り返しながらも効率よく制作を進めることができました。また、ストラクチャーブロックを活用し、連続した建物や対称型の建物を複製しやすくしました。さらに、一部の建造物には多言語サポート機能を取り入れ、さまざまな言語を使う人でも街を利用しやすくすることで、グローバルな街を実現しました。これらの技術により、制作時間を短縮しながら、街のテーマも表現できました。
THUMBNAIL
MAP
